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土曜の午後…
前を通るたびに
いつも気になってた
福山市立大学
やっと見学に行ってきました!
図書館と食堂は
一般の人も利用可◎だと聞いていたので。
駐輪場に自転車を置いて、
「ここホントに入り口?」と
おそるおそる、誰もいない玄関から入ってみました。
さすが、今年度開校!だけあって、
まだまだとっても新築の匂いがします。
すごおくきれい。
夏休みということで!(忘れてた。)
食堂は残念ながら閉まってたみたいですが…
(ちょっと学食行きたかった。)
3Fの図書館はきちんと開いてました。(土曜は17時までだそうです。)
入ってみて、
一般の方が結構来られているのに驚きました。
(明らかに年齢層高かったので。)
蔵書、立派ですね~。
どれも新しい本ばかり。
「禁帯出」 のシールが貼ってある
貴重な辞典類にテンション上がりました!
次回は、
ゆっくり来て、本を借りてみようと
早速、利用カード作ってもらいました。
帰るとき、
駐輪場で居合わせた女の子が
「こんにちは」
と、超さわやかにあいさつしてくれました。
市大の学生さんだそうです。
う~ん、とってもいい学校ですね。
福山市民として、誇りに思います。
久々にアカデミックな雰囲気を味わえた素敵な一日でした。
書店にて。
おじさんが読んでた雑誌が眼に留まりました。
(昔から、人が読んでる本が気になるタチで。下世話だなあ

『ひもとロープの結び方』 NHK出版刊
アウトドアシーズンということで、
よく見ると、結び方の本はいろいろと
「平積みフィーチャー」 されてました。
で、読んでみました。
とっても奥深い。
すぐにほどけるように。
絶対にほどけないように。
特殊なノットがいっぱいです。
不器用な私は、
きちんと上手に
リボンやネクタイを結んだり
髪を結えたり
という行為にずっとあこがれています

これは、NHKの 『まる得マガジン』
という5分間番組のテキスト。
講師の小暮さんという方は、
小学生の頃、
映画 『ターザン』 を観て、ロープで遊ぶ楽しさを知り、
その後、
ボーイスカウトで技を磨いたそうです。
いまや 『結びの伝道師』。
趣味を極めて、仕事に。
幸せな方ですね。
カッコいいです。
ちなみに。
私が憧れてる3大職業。
① 時計屋さん(はめてるモノクルのマニアックっぷりがたまらん)
② 高層ビルの窓拭き屋さん(手際良くて、めっちゃプロって気がする)
③ サーカス団の団長(猛獣使いも兼務してるとなお可◎。)
「ちょっと、分かる気がする」
って思ってもらえますように。
最近では、いわゆる従来の本のことを
p-book
と呼ぶんだとか。
この p とは
paper や physical (「物理的に」存在する)
を表すそう。
もちろん、台頭してきた
e-book に対抗して。
e がもはやデフォルトになりつつある世界。
私はちょっとついていけない感じしてますが…。
ただ、電子書籍って、
実際に使っておられる方のを拝見すると
予想以上に軽くて、確かに便利みたいですね。
レパートリーもめちゃくちゃ多いし。
実は、急に我が家も購入を検討中。
(使いこなせるか?と不安ではありますが。)
そんなときに出会った一冊。
『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』
ウンベルト・エーコ、ジャン=クロード・カリエール 著
阪急コミュニケーションズ刊
まるで辞書のような装幀。
天・地・小口はなんとも言えない深みのある青。
私はラピスラズリを想起しました。
(実際にはもっと濃いのでしょうが。)
図書館というより、博物館そのもの!みたいな
共に著名なイタリア人とフランス人が
互いの自宅にて
書物についての対話を繰り広げていきます。
二人はこよなく書物を愛しています。
「本」ではなく、「書物」という表現が似合います。
そして、改めてホッとします。
紙の書物が滅びることなどないのだ、と。
価格は2940円と、辞書並みですが(笑)
飾っておきたくなる所有欲をそそる一冊です。