速読スクール内で起こる出来事や、講師のプライベートなど、
適当に思いつくまま綴っています・・・気まぐれ三昧です、はい。。。
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ジェフリー・アーチャー。
今日はこの作家の紹介です。
彼の作品は3つのジャンルに大別されます。
① 壮大なサーガ
② サスペンス・ミステリー
③ 短篇小説
この人のすごいところ。
とにかく、どれも優れている、という点。
サーガは文庫2冊という長さでも
時間を忘れてぐんぐん引き込まれてしまうし、
サスペンスものは、気がつくと登場人物とともに
ドキドキ・ハラハラを共有して、危険や困難に立ち向かってる自分がいるし、
短篇は洒脱で小気味よく、作品それぞれに感動やおかしみ、せつなさが込みあげます。
それらは、アーチャー氏の魅力を最大限に引き出した訳者、永井 淳氏の功績も
非常に大きいと思います。
永井氏の文章だから、ずっと安心して読んでました。
永井氏の死後、その世界観は戸田 裕之氏に引き継がれています。
短篇小説が好きな私ですが、
ジェフリー・アーチャーだけは常に別格。
最近のクリティカル・ヒット、2作品。
『ゴッホは欺く(上・下)』 新潮文庫
ジャンルとしては上記の②に属し、
芸術に造詣の深い彼ならではの作品。
聡明で勇敢なヒロインが大活躍します。
『誇りと復讐(上・下)』 新潮文庫
無実の罪で投獄されることになった男の物語。
さながら、現代の『モンテ・クリスト伯』。
ヤマ場てんこ盛り、というよりも、ずうっとヤマ場です。
最後の最後まで気を抜けません!!
それから短篇。
『十二の意外な結末』。
この中の一篇、『クリスティーナ・ローゼンタール』。
そして、『十二本の毒矢』の中の、『ある愛の歴史』。
素晴らしいの一語に尽きます。
本屋さんで、図書館で。
アーチャーの作品を見つけたら、
どれでもいいから手に取って読んでみてください。
それは必ず、当たりです。
長くなりましたが、最後に。
氏の魅力にとりつかれたら、ウィキペディアかなんかで
ぜひ経歴を調べてみてください。
今回のタイトルの意味が、お分かりいただけるかと思います。
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