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速読スクール内で起こる出来事や、講師のプライベートなど、 適当に思いつくまま綴っています・・・気まぐれ三昧です、はい。。。
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11月17日木曜日、

福山市中央図書館 主催の

「大人のためのストーリーテリング」

に行って来ました。



「ストーリーテリング」


どういうものか、よく分かっていなかったのですが。



いわゆる「朗読」とは違い、


「語り手が、ある物語を感情を込めながらそらんじていく」


というもののようです。



平日の午前中なのに、50人定員でほぼ満席。



以前、「絵本の読み聞かせ講座」に参加したときに


講師として来て下さっていた方が、トップバッターでした。



10人の語り手が1話ずつ。



目を閉じて、なるべく情景を浮かべながら


お話を聴きました。




キャンドルをともして、


語りと時計のカチカチという音だけが


しんしんと響く静かな世界。




皆さん、本当に素晴らしかったです。


それぞれご自身の声質と雰囲気が、


その物語の世界観にぴったりで。



自分に合わせた物語を選ぶ、というところから


きっとこのストーリーテリングは始まるのでしょうね。




そして、これには 「民話」 こそが一番ふさわしいのだと


気づきました。



ある場所に伝わる、口伝の物語。


その風土を反映した方言も味わい深くて。



力を持たない主人公たちが、


知恵や勇気、優しさで運命を切り拓いてゆく。




日本のみならず、海外のものもありました。


それぞれが、その国らしさを表しています。



コルシカの、『金の髪』。


聴いていて、思わず涙ぐんでしまいました。


ロマンチックで、幻想的で。




普段、文字にばかり頼っている私には、


大きなカルチャーショックでした。



「聴く」って、実は難しいことなんですね。


本来はシンプルな行為であるはずなのに。


もっと、右脳を使わなければ(笑)。




最後に。


地方に伝わる民話を聞き取るときには、


「採集」 という表現を使うそうですね。


ちょうちょみたいで、素敵だと思いませんか?






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