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聡明なる皆様はもう、お気づきのことだと思います…。
私の 「読んでみた」 では、
小説(9割方が短篇ミステリー) or
マンガ or 絵本
しか紹介されていないということに
このブログを、完全私物化 してしまい
独断と偏見 で乗り切って参りましたが…。
さすがの奥行きのなさに
これではイカン!!
ということで、読みました。
『思考の整理学』 外山 滋比古著 ちくま文庫
帯に
「東大・京大で3年連続!1位」
(読まれた本のランキング。)
と大書されていて、
東大にも京大にも何の関係もない私
には、さぞ難しかろうと
気合いを入れて 読み始めたのですが…
とっても読みやすいのです。
例示が多くて、平易な文章。
「本当に頭のいい人こそ、物事を分かりやすく説明できる」
ってことがよく分かります。
どれも 「なるほど!」 に満ちていますが、
奇抜だったり、過激な意見は一切なし。
社会性のある知識人が書く、
穏やかな文章そのものです。
最も納得出来たのは、Ⅳの章。
『忘却のさまざま』 『時の試練』 『すてる』
などは、
「あっ。そうか、それでいいんだ」
と安心できます。触発されるというよりは。
「『頭がいい』 とは、『頭の使い方がいい』 ということ」
なんですね。今さらながら、だけど。
私の場合は、
『とにかく書いてみる』 を実践すべく
このブログに向き合いたいと思います
(新書もこれから読みますね)
読書が娯楽ではなく…。
ちょっと強制的な感じになってた6月でした

その時期がやっと過ぎて

息抜きにとたまたま選んだ本が大当たり

『9の扉』 マガジンハウス刊
錚々たるミステリー作家陣による、
「リレー」短編集。
執筆者が、次の執筆者を指名し、
「お題」を出していきます。
トップバッターの北村 薫氏から、
どんどんバトンが手渡されていくのですが…。
とっても面白いのです。
前の作家さんが書いた作品を
しっかり踏まえて書く人あり。
「お題」を
うまい具合に違う解釈でとらえて
がらっと流れを変えて書く人あり。
だけど、みんな
自分の世界に引き込んでいきます。
とても、自然に。
メンバーは全員、
有名すぎるプロ中のプロばかり。
なのに、
お互いの目を気にしつつ、ちょっと牽制しあったりして
書いてる感じが可愛らしくて、なんだか逆にホッとします。
特に、
鳥飼 否宇氏と、麻耶 雄嵩氏
が、私のおススメ。
リレーなんだけど、ループ。
お遊び的趣向が満載の一冊です。
うちがハマってるものです。
「小野 員裕の鳥肌の立つカレー」 エム・シーシー食品株式会社製
1箱(1人前)420円くらい。
最初、ネーミングに魅かれて買ってみたのですが…。
あまりのおいしさに感動しました。
スパイスの辛さが絶妙です。
食べてみて、やっと分かりました。
「鳥肌の立つ」って表現、
①おいしくてトリハダもの
②ものすごく辛いので毛穴が開いて鳥肌が立ったようになる
という、ダブルミーニングだということに。
発汗量がハンパないので、
ちょっとくらいの風邪なら、
これ食べたら、あっという間に治ります。
こちら福山では、残念ながら見かけたことはなく…
私は広島に行ったときに必ずゲットしています。
(福屋広島駅前店の「クロワッサンの店」にて。)
ですが!
今回、調べてみてamazonで簡単に買えることを知りました。
しかも!
あったんだ、チキンカレーも。
知らなかった私、愚か者…。
(すみません、マツコ・デラックスがこの台詞言ってて、
一度使ってみたかった!)
早速注文してみます。
もう一品。
「村治佳織さんおススメ 欧風ヨーグルト」 オハヨー乳業株式会社製
日経の新製品コーナーで紹介されてて、
食べてみたいなと思ってたのですが。
フランボワーズ味で、ピーチ果肉入り。
ヨーロッパでは良く食べられているのに、
フランボワーズ味は日本ではあまりない!
ということで、販売に至ったようです。
ホントにおいしいです。オサレな感じします(笑)。
だけど、フレスタだと98円くらいです。
私は、これにドライプルーンを入れて食べたりします。
ダノン派ですが、しばらくはこればかりになってしまいそう。
体にいいはずの2つですが、
結局食べすぎてしまい、なかなかやせられません。
私の従兄には
5歳になる双子の女の子(二卵性!)と、
3歳の男の子がいます。
(私は「愛しの三匹ちゃん」と呼んでます。)
お嫁さんが、元幼稚園の先生なので
家には絵本があふれています。
ですが、もっともっと読んでもらいたくて、
去年のクリスマスにプレゼントを贈りました。
その一冊が、
『すてきな 三にんぐみ』 トミー アンゲラー著 今江 祥智訳 偕成社刊
タイトル通り、
とっても「すてきな」お話。
ヒールなはずの三にんぐみが、ヒーローに。
この著者、アンゲラー(ウンゲラーとも訳されます)は、
闇を描くことを得意とする作家です。
彼の作品には、
なんとも言えない美しさの黒や深い青がとってもよく似合います。
この色合いは、彼にしか出せません。
私が大好きになってしまった、アンゲラーのもう一冊。
『こうもりのルーファス』 萩谷 琴子訳 岩崎書店刊
ルーファスの表情をアップでお見せできないのが、ホントに残念。
ものすご~く、かわいいんです。(とくにお鼻。)
あまりに大好きすぎて、
本気でこうもりを飼おうかと考えています(笑)。
闇の世界に光を当てる。
それが、アンゲラーの願いかも知れません。
ちなみに…。
私が三匹たちに贈った絵本、おうちにほとんどがあったみたいで。
私が、お嫁さんに「ごめん」と謝ったところ…
「双子がそれぞれ嫁ぐときに持たせたいから、
二冊ずつあるのはとっても助かるわ」とのこと。
素晴らしい言葉!ホントに救われました…。
調子乗りの私は
これからもがんばって送り続けますよ~!!