速読スクール内で起こる出来事や、講師のプライベートなど、
適当に思いつくまま綴っています・・・気まぐれ三昧です、はい。。。
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いつも図書館をのぞく度に、
立ち止まるコーナーがあります。
それは、朱川 湊人氏の作品が並んだ棚。
基本的に全て読んでいるつもりなので、
全く期待してなかったのですが…。
なんだこれは???
『遊星ハグルマ装置』 朱川 湊人・笹 公人著 日本経済新聞社刊
こんな本、出てたんだ… ちっとも知らなかった…
と、自らのリサーチ力の甘さにあきれつつ
速攻で借りました。
かなり分厚い。
ページをめくってみると、
朱川氏の短篇と、笹氏の短歌で構成されています。
なんだか、とっても不思議な感じ。
「短歌は結構好き」とか言いつつ、
私、笹 公人氏を全く知りませんでした(-_-;)
だけど、
著者略歴を読んで大興奮!!
「17歳の頃、寺山 修司氏の短歌を読んだことがきっかけで、作歌をはじめる」
とあったのです。
すごすぎます。
だって、
朱川氏と、寺山氏に影響を受けたという笹氏のコラボに、
私以上に飛びつくファンがいるんでしょうか???
読んでみて、ホントに分かりました。
まさに、私のための本。
「大いなる勘違いだよ」
と思われる方、笑ってくださって結構。
私はこの本に運命を感じました。
せつなくて、ちょっとおバカな
昭和の感じ。
形式の違う二人の作品が、
確かに共鳴しています。
お互いが、お互いの魅力を引き出しています。
足りない要素を補完しながら。
さらに!
表紙の絵は、諸星 大二郎氏。
私には豪華すぎる作品です。
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