速読スクール内で起こる出来事や、講師のプライベートなど、
適当に思いつくまま綴っています・・・気まぐれ三昧です、はい。。。
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私にとって、遠野は憧れの地です。
(河童や座敷わらしが大好きで。)
現地を旅し、語り部の方のお話をぜひ聞いてみたい!とずっと思っています。
柳田國男先生の『遠野物語』は、
今年で発刊100周年を迎えます。
その偉大な作品を、巨匠・水木しげる氏がコミック化したものがこちらです。
『水木しげるの遠野物語』 小学館
一読者・一ファンとして、正直に言わせてもらうと、柳田先生の原作は、
古典的な表記が多く、
物語も唐突に終わったり、同じような話がカブっていたり、と読みにくいのですが…
さすが水木氏。
見事に『遠野物語』の世界観をそのままに、
自分らしさも失うことのない作品に仕上げています。
それから、もう一つ。
『新釈 遠野物語』 井上ひさし著
惜しまれつつも、最近亡くなられた井上氏。
この方の筆致は、
いつもいつもユーモアとペーソスにあふれています。
深く、難しいことを、これほど分かりやすく人に伝えようとした作家を、私は他に知りません。
これは短編ですが、
あまりに面白いので、あっという間に読破してしまいますよ。
両作品とも、
古典作品はちょっとね…という方にぜひぜひおススメです。
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