速読スクール内で起こる出来事や、講師のプライベートなど、
適当に思いつくまま綴っています・・・気まぐれ三昧です、はい。。。
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私が、一冊の本に出会い、
それが私にとって大切な作品となるかどうかは、
もののあはれ
で決まるのです。
もののあはれって?
本当のことを言うと、この意味、私自身もよく分かっていないんです。
だけど、他の言葉ではどうしてもうまく言い表せないんです。
でも、いつもいつもこれが基準になって来ました。
たとえば…
『小暮写眞館』 宮部みゆき著 講談社刊
宮部みゆきの作品に、基本ハッピーエンドはありません。
非のない人物が、人生の中で不幸な出来事に巻き込まれてしまったときに、
「どうやって自分に折り合いをつけ、希望を見いだすか」
これが全てです。
『トリツカレ男』 いしいしんじ著 新潮社刊
ジュゼッペとペチカのラブストーリー。
優しい人たちばかりだからこそ、
それぞれの悲しみがあります。
ちなみに…。
音楽では
宇多田ヒカルちゃんに
一番もののあはれを感じる私です。
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