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速読スクール内で起こる出来事や、講師のプライベートなど、 適当に思いつくまま綴っています・・・気まぐれ三昧です、はい。。。
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足かけ5年、日経新聞に連載されていた


『奇縁まんだら』 がついに完結しました。


奇縁まんだら

『奇縁まんだら 終り』 瀬戸内 寂聴 著 日本経済新聞出版社刊



毎回、著名な方と寂聴さんとの「奇縁」がユーモラスな感じで書かれていて、


横尾忠則さんの挿絵も素晴らしく(時を経てどんどん画風が変化していきます。)


日曜が来るのが本当に楽しみでした。




その時代を代表する方たちとのエピソードは


とっても興味深くて、当時の社会や世相がよく分かるばかりか、


後輩や友人としての「一個人」、寂聴さんに見せる表情の描写が


実に生き生きとして、時にせつなく、


寂聴さんならではの観察眼で鋭くまとめられています。




寂聴さん(出家前は晴美さん。)って、


永遠の文学少女で、おきゃんで、ミーハーで。



屈託がなく、感受性豊かで、聡明な彼女をみんな心から愛したんだと思う。



そして、今も。




「奇縁」には、きっと「悪縁」や「逆縁」なんかも含まれてると思う。



人生を面白おかしく生きてたはずの彼女が


なぜこの世を捨てることになったのかは、詳しくは書かれていません。




だけど、出家って、


どろどろした男女の恋愛や、壮絶な女同士の争いなど


俗なことをやり尽くしてするもんなんだなあって。




この世での死を通してとらえた、人々の「生」。



もしかしたら、さらに面白いことをやりたくなって「死」を選んだのかも。


もしかしたら、「死」を経験して、また新しい生を得たのかも。




やはり、これを描けるのは、寂聴さんしかいません。



















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「1人」って聞くとどうしても


「ぼっち」とか、「咳をしても1人」


という言葉が浮かんできてしまいますが・・・



1月7日付の日経新聞に


「私のお一人様自慢」


という記事が掲載されていました。



「ステーキ屋さんでの1人ステーキ」

(目の前のカウンターで焼いてもらって独り占め



「1人ファッションショー」

(手持ちの服の組み合わせがバッチリあったとき快感



「1人で自宅宴会」

(10種類ほどのオードブルをブログで公表


など、


皆さんユニークなことをこっそりと愉しんでいて


その「ひそやかさ」に憧れてしまいました。




かくいう私も、先日


「1人高速道路」デビュー しました



何事にもワンテンポ遅れている私は


合流と分岐がとにかく怖かったのですが!


どうにか無事目的地の広島までたどり着けました 




英語には 「loner」 という表現があって、


「孤独を好む人」 だとか 「一匹狼」の意味だと


学生時代に知ったとき、


「英語圏では、本人も周囲も1人でいることにポジティブなんだな」


とカルチャーショックを受けたことがあります。




うちのママは、パパを見送った後


1人暮らしをしています。


さみしくないのかな?と娘としては心配なのですが


本人は、「お1人様最高」とのこと。


気楽だし、好き勝手が出来るから、と。


そのわりに、じっとしていることがなくて


用事を見つけては


ほぼ毎日友人たちと遊びまわっています。


(その方が安心なのですが。)



その姿を見ると


孤独はイヤだけど、孤高な1人って素敵かも?


としみじみ思うこの頃です。




1人で責任を持って生きていく、ということ。



だけど、1人じゃ生きていけないんですよね。

























2012年は辰年です。


図書館でも龍にちなんだ本がたくさん紹介されていました。



昔読んだなつかしい本が並んでいて、


思わず手に取りました。


龍の子太郎

『龍の子太郎』 松谷 みよ子 著 講談社刊



太郎が、龍になって姿を消したおかあさんを探して


いろんな経験をしながら 「つよい、かしこい子」


になっていく成長物語。



旅を続けていくその過程がとっても面白いのです。



村人を困らせる黒おにを退治したり、


欲張りなおばあさんのたんぼの世話を手伝ったり。



太郎はとにかく純粋なまっすぐな子。


いつでものんきで、全く動じない。



誰かを助けるときも、「ただそうしたい」から。




そしていつの間にか、その魅力が大きな武器となり


いろんな人に支えられて


長い旅を続けるうちに立派な青年になっていく。



そうして、夢を果たす。




生きていくって、「いろんな人と出会っていく」ことなんですね。





もう一冊。


龍とドラゴンの世界


『図説 龍とドラゴンの世界』 笹間 良彦 著 遊子館刊



参考程度に、と借りたのですが


大変興味深くて、思わず真剣に読んでしまいました(笑)。



世界の「龍(ドラゴン)」のイメージが詳しく記されています。



想像上の生き物なのに、その存在は世界共通。


地域によって、その姿が全く違うのも眺めていて楽しい。



個人的には、


章と章の間にある「龍言百語」が大好きです。


知らない言葉ばっかり。


中国では、龍=天子 なんですね。


(「龍位」とか「龍顔」とか。)





私が新年早々に会った大切な友人は、


姓に「竜」が入ります。(ちなみに年女。)



買い物に行ったときにお世話になった


店員さんが「龍之介」さんだったり。



奇しくも龍に縁があるとは…。



この調子で昇り龍のようにいけばいいのですが。




今、書いていてふと思いついたのですが、


次回は、久しぶりに


澁澤 龍彦を読んでみようと思います。









あけましておめでとうございます


本年も何卒よろしくお願い申し上げます<m(__)m>




皆さま、のんびりとお正月を満喫されておられることと思います。




私は本日、筆ペンで今年の目標を書き初めしてから


このブログの更新をしています。




ということで、お正月気分の「つれづれなり」。




年賀状のやり取りが出来ることの幸せに感謝しつつ、


2012年を迎えることが出来ました。




友人の子どもが、怖ろしいほど親そっくり\(◎o◎)/!


だったり、



「私、結婚しました


と、突然の報告を兼ねたもの


が届いたり。



年賀状は眺めていて本当に飽きません。




デザインもいろいろですが…。


年賀状1


とってもおめでたくて、かわいいものばかり。



年賀状2


叔父(@〒とは別人。)の作品です。


毎年、芋判で送って来てくれますが


正直、素人の域を超えています。


民話の挿絵みたいでしょう?




こんな感じで、毎年恒例で


干支にちなんだダジャレを書く人、


手作りのケーキやクッキーで干支を表現する人。



ブレることなく、やりきってるところがみんなすごい。


尊敬します。




それから。


大みそかには 06552355年越しSP


という番組がありました。



その中の、


爆問の田中さんが出てくる「たなくじ」


というコーナー。



田中さんがいろんなおみくじを持ってるのを


早送りにしてあって、


視聴者はそれが流れてる間に


携帯のカメラモードで画面を撮影して、


映ったものを今年のお守りにする、


という仕組み。



私はこんな感じでした。


たなくじ


とっても私らしいと思います。


ガチャピン似ですが、性格はムックなので



ということで、


マイペースに今年もぽつぽつ書いていきます


どうか、お付き合いのほど












 あっという間に年末です。



 おかげさまで、皆さまに支えられ


 2011年も充実したいい年でした。



 心よりお礼申し上げます。


 
 ぽち袋1



 新たな目標を胸に、


 清々しい気持ちで2012年を迎えたいと思います。




 皆さまにとって、


 2012年が幸せに満ちたものとなりますように。



 ぽち袋2


 
 


 


 
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