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と書くと、なんだかゴシックな感じですが…。
(私はゴシック大好きですが。)
福山市
のことですね。
今日は、われらが福山市のお話を。
「バラ」はご存じ、福山の市の花。
5月14日(土)・15日(日)には
毎年恒例のばら祭が行われます。
私、今年初めて行ってみることになりました。
普段は、美しいお花を眺めるような
風流な生活とは全く無縁なので、
とっても楽しみです。
公園をのんびり歩いてみたいと思います。
どうか、晴れますように。
蝙蝠ですが。
福山城のある場所は元々、
蝙蝠山(こうもりやま)
と呼ばれていたそうです。
ですが、
「蝠」という字が「福」に通じることから、
「福山」となったそうです。
という情報は、福山市のホームページにちゃんと載っています(笑)。
歴史や由来など、しっかり書かれています。ぜひ読んでみてください。
(確かに、大好きな長崎のカステラの「福砂屋」さんも、蝙蝠のマークです。
こうもりって、中国では縁起のいい動物だそうですね。)
と、脱線しましたが<m(__)m>
市は、「広報ふくやま」を毎月1日に配布しています。
市内の情報満載で、とっても役立ちますよ。
また、福山市は
著名な本格ミステリー作家・島田 荘司氏の
出身地ということもあり、
「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」
を設けています。
先日、第3回の受賞作・2作品が
原書房より刊行されました。
『鬼畜の家』 深木 章子著
『檻の中の少女』 一田 和樹著
2作品、読み比べてみると
全く世界観の異なる作品であることがよく感じられると思います。
ちなみに、第1回の優秀作を受賞したのが
『少女たちの羅針盤』 水生 大海著 原書房刊
これは、映画化されていますよね。
市内のいろんな場所が出てくるということで、
ご覧になった方も多いのでは?
私は福山駅前の噴水あたりでのロケに遭遇しました。
と、福山市を「勝手に広告」してみましたが。
胸張って言えます。
とにかく、とっても暮らしやすいところですよ。
食べ物もおいしいし。「適度に」都会です。
広島県に属していますが、完全に岡山文化圏。
方言が関西っぽいのも、私がなじみやすい理由です。
最後に。
福山のゆるキャラの紹介を。
(広島はゆるキャラの宝庫だとか。
あのみうらじゅん氏をして、「広島はキャラが濃い」と言わしめたそうですよ。)
「ローラ」ちゃん。とってもかわいいでしょう?
ばらのイメージキャラクターです。
「くわいちゃん」も
環境イメージキャラクターとしてがんばってくれています。
(主な活動場所:ごみの分別収集表)
気になっていたマンガ、
やっと買ってみました。
『7人のシェイクスピア』 ハロルド 作石著 小学館刊
シェイクスピアって、
あれだけ多くの傑作を生み出している上、
その圧倒的語彙力のせいか、
一人ではなかったのでは?
という長年の謎(噂?)があるそうですね。
学生時代に
1564年~1616年 (ひとごろし いろいろ)
って 語呂合わせで、
シェイクスピアの人生の年号、覚えさせられましたっけ。
(ただの一度もテストに出たことなかったけど。)
一人じゃなかったとしたら、いったい誰の年号だったんでしょう?
現在は第3巻まで発売されています。
これがどうシェイクスピアにつながっていくのか???
という感じ。
だからこそ、気になります。
そういえば、
時代も場所もバラバラで
展開が全く予想出来ない作品をもう一つ。
『BILLY BAT』 浦沢 直樹著 講談社刊
ストーリー共同制作が、名編集者の長崎 尚志氏。
これは現在第5巻まで発売中。
新刊が出るたび、1巻から読み直さなくちゃいけません(笑)。
時系列、とにかくややこしくて。
だけど、きっと最終巻まで買い続けるでしょう。
まさに、著者の思うツボにハマってます。
このところ、
電力を必要としない「ボードゲーム」
の人気が高まっているそうですね。
4月9日付
『NIKKEI プラス1』 の何でもランキングは
『頭を鍛えるボードゲーム』 特集でした。
昔は、将棋や囲碁・オセロ、
はたまた人生ゲームといった感じでしたが…?
さすが、現代。
世界で創られた、脳トレ的なボードゲームがたくさん。
どれも面白そうなものばかり。
1位は日本生まれの 「ワードバスケット」。
しりとりを基本にしているそう。
そして2位は
偶然、友人から話を聞いていた
「ブロックス」。
フランス生まれの
いわゆる陣取りゲームだそうですが、
かなり高度らしいです。
さて。
私がマスターしたい
ずっと憧れのボードゲーム。
それは「チェス」。
本をプレゼントしてもらったり、
駒の動かし方がついてて、
「ルールがすぐに分かる!」
というゲームを買ってみたり。
と、いろいろやってみましたが、
私の理解の範疇を超えています(涙)。
チェスは「西洋将棋」と呼ばれるそうですから、
将棋で説明してあるものが多くて…。
そのルール自体が???なもんで。
と、自学自習に挫折しかけている私が出会った、
チェスをモチーフにした本。
『猫を抱いて象と泳ぐ』 小川 洋子著 文藝春秋刊
ズバリ、
チェスの知識がなくても
十分に楽しめます。
小川 洋子さんらしい、
美しく、はかない作品です。
手品や自動人形なども登場し、
博物館に迷い込んだような
独特の世界観。
(と、ここまで読んで
「いかにも私が好きそうだな」
と、皆さんは思って下さっているかも知れませんね。)
最初のページに、
チェスの駒それぞれの役割と動きが
説明されているのですが…。
これ以上詩的に、かつ端的に表現することは
もはや不可能です。
加えて、
先日、大好きなTVドラマ
「クリミナル・マインド」 で
天才・Dr. スペンサー=リード が
全く長考なしで、どんどん駒を置いていく姿を観て、
やはりマスターしたいと改めて思いました。
本気で、どこかに習いに行こうかと思案中です…。
昔から、お気に入りの文房具じゃないと
気分が乗らないタイプでして

元来、怖がりなので

いつも同じものを使うと安心できるというか。
大好きなものを使ってるんだ

と思うと、なんだかがんばれるのです

① コーネルメソッドノート
② ステッドラー triplus micro 0.5mm
③ シグノ(赤) 0.7mm
④ シード Radar S-60
以上が、私の定番です。
(といっても、①はごく最近なのですが。
今後確実に定番化予定!ということで。)
ホントはまだまだ語り尽くせない!
これらはほんのごく一部ですが…
①は、コーネル大学で開発されたノートシステム。
最近の文具コーナーに、機能性重視のノートのなんと多いこと!
(△△さんと共同開発!なんかがいっぱいです。)
これは左側、下側に空白欄が設けてあって、
それぞれ計算、下書きやまとめなんかを自由に書き込めるようになっています。
ノートをまとめるのは「技」が必要。
確かに、学生時代には
ノートが美しい子は成績良かったですもんね

今さらながら、修業中です。(遅すぎるっ!)
②と③は、とにかく廃番になってほしくないアイテム。
②は、文房具マニアの友人おススメで、
ここ5年以上ずっと使っているのですが、
一瞬、同じシリーズの軸が少し太めのに浮気してみて
自分には合ってないことが良く分かりました。
それから同じものを探しまくって
やっと「分度器ドットコム」というサイトからネット注文出来たという次第

③は校正、採点には欠かせません!
0.7mm はいろいろなところから出てますが、やっぱりシグノに限ります◎
とにかく書き味がなめらかで、最後まで気持ちよく使い切れます!
④は学生時代からこれだから、他には考えられないというのが理由。
ちなみに、明神町のフタバ図書Alti(アルティ)では、
2・12・22日は文具2割引きですよ

その日に500円程度の買い物(小学生かっ!)をして、
タリーズでカフェラテ

私のささやかな贅沢です

(あいかわらず、ちっちゃいなあ

私が文房具好きをますます意識したきっかけ。
それは
『文房具56話』 串田 孫一著 ちくま文庫
文具をこよなく愛し続けた著者の、
小さきものへの愛しい思いがいっぱい詰まったエッセイ。
幼年時代から、仏語を学んだという著者は
ラテン語にも通じていて、
それがさらっと出てきたりして、
日本とは思えないような
格調高い雰囲気のある作品です。
特に、私が大好きなのは
『消ゴム』。
思わず「くすり」と笑ってしまうはず。
どなたが読んでも共感できると思います。
さて、いきなりですが問題です。
「その国の印刷技術の粋を集めた最高の印刷物」
とはいったい何でしょう?
正解は…?
紙幣 です。
ということで、
今回は、偽札造りのお話を。
『 奪取 』 真保 裕一著 講談社刊
この作品、初版は1996年!に発行されています。
(元は新聞連載だそうです。)
ということで、5千円札がまだ
新渡戸 稲造だった頃なのですが…。
確かに15年以上も前の古いお話ですが、
これほどの心躍る犯罪小説は
類を見ないと思います。
(あくまで私見ですが、
読まれた方はきっと頷いてくださるはず。)
今でも全く古さを感じさせません。
素晴らしい作品に出会うたび
いつも思うのですが、
一流の書き手に共通すること。
それは、
「本来の話の筋が魅力的なのはもちろん、他の知識も与えてくれる」
ということ。
これがまた、
蘊蓄があり過ぎたりすると、イヤミになってしまうのでしょうが。
そこは、「一流」ですからね(笑)。
「なるほど、そうなのか!」と素直に感動し、
印刷技術にかなり詳しくなります。
私は、この作品を何度も読み返しています。
そして読むたびに毎回ワクワクしています。
どんな理由があるにせよ、
犯罪はいけません。もちろん。
だけど、
誰も傷つけることなく、国家権力と闘うことを
痛快でカッコいい!
と思ってしまう自分がいます。
(怪盗ルパンに憧れるのと同じ心理ですね。)
私がこの作品を忘れられないもう一つの理由。
それは、章の構成にあります。
『 手塚道郎篇 』 『 保坂仁史篇 』 『 鶴見良輔篇 』
彼らの関係とは…!?
エピローグまでワクワクが止まりません。
予言します。
読んだ方、最後の最後に、
「あっ!」
と言うでしょう。