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うちは、夫婦そろって犬派です。
好みの犬種は違いますが、デカくてなんぼ!という意見では一致しています。
ちなみに、私の実家ではアフガンハウンド、
だんなさんの実家は代々、柴犬を飼っていました。
そんな私なのですが…。
最近読んだ本に出てくる猫たちがあまりに素晴らしくて、
次は猫を飼ってみたい!と真剣に思っています。
まずはこれ。
『きりこについて』 西 加奈子著 角川書店刊
この作品の主人公・きりこが愛してやまない、
飼い猫、「ラムセス2世」。
その観察眼の鋭さは、人間のそれをはるかに超えていて、
「猫ってこんな能力があるんだ!」と思わざるを得ません。
エンディングは本当に素晴らしく、涙があふれます。
それから、もう一つ。
『きょうの猫村さん』 ほし よりこ著 マガジンハウス刊
ネコの家政婦、猫村ネコ。
なぜ、ネコが家政婦なのか?という疑問は、
「ぼっちゃん」に逢いたい一心の、
彼女の奮闘ぶりにかき消されます。
そして、ゆるいようで実は深い。
以前、紹介した
『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』 の
マドレーヌ夫人もそうでしたが、
猫という生き物は、人間におもねることなく、
あくまで本能に忠実で、自由に生きています。
その生き方はうらやましくもあります。
実際に飼ってみると、その魅力の虜となり、奴隷となってしまうのでしょうね…。