忍者ブログ
速読スクール内で起こる出来事や、講師のプライベートなど、 適当に思いつくまま綴っています・・・気まぐれ三昧です、はい。。。
[22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


先日の速読レッスンで、この話題が出たので。

ブラックジャック

私は小5のときにこの作品に出会いました。衝撃的な出会いでした。

それからずっと長い間、B.J.と結婚したいって本気で思ってました(笑&恥)。

実家へ帰省するたび、読み直すのが楽しみで。

ですが、先日ママが近所の子どもさんにあげてしまいました(涙)。

さよなら、ブラックジャック。
(ウソです、永遠に愛してますよ!)


私がとくにお気に入りの物語は、

彼の顔の傷についての謎が解ける『友よいずこ?』

亡命してくる軍人一家についての『空からきた子ども』

の二つです。(どの作品も素晴らしいんですけどね。)


ちなみに、あれだけB.J.が大好きだと言いながら、私はキリコも同じくらい大好きです。

この話をレッスンでしたら、「それって小さな女の子のこと?」って。

それはピノコですよ~(笑)。

PR

私が人生で一番最初に出会った絵本。

それが

『ぐるんぱのようちえん』 福音館書店

ぐるんぱのようちえん

永遠のベストセラーでしょう。

(ちなみに、福音館書店は『ぐりとぐら』も超有名ですよね。)

今でもずっと刊行されていて、本屋さんで見かけます。

ふと手にとって、読み直してみました。

ひとりぼっちのぐるんぱが、幼稚園を開くまでの物語。

大人になって初めて気がつきました。

これは居場所探しの物語なのです。

孤独で、何をやってもダメな(私みたい!)ぐるんぱが、ついにたどりついた場所。

それが、子どもたちに愛される幼稚園。

そこにたどりつくまでの苦しい経験は、すべて幼稚園のためにありました。


この作品に、幼いときに出会えた私って、すごく幸せです。

生きるって、自分の居場所を探すことなんだなって思います。


evergreen とは、もともと常緑樹のこと。

決して色あせないことから、転じて「不朽の名作」を意味します。

私にとってのevergreen。

これはその一冊です。

神の子どもたちはみな踊る
 

『神の子どもたちはみな踊る』 村上 春樹著

元々この短編集は、阪神大震災の後に書かれた

『地震のあとで』という連作だったようです。


どの作品も美しく、素晴らしい再生の物語。

特に私が大好きな作品は

『かえるくん、東京を救う』

ここに出てくる「かえるくん」は

村上氏の作品で圧倒的人気を誇るそうですが、さもありなん。

その相棒?となる片桐さんも最高です。


疲れたとき、さみしいときに読んでみてください。

なんだか希望が見えて、救われます。
 


今さらながらではありますが…

最近、私の中で乱歩がアツいのです。

大好きな作品は、

『赤い部屋』と

『押絵と旅する男』(定番ですね。)

なのですが、

先日偶然、中央図書館で見つけた

乱歩全集の装幀があまりにも美しく、

思わず手に取ってしまいました。

これは『蜘蛛男』他です。

蜘蛛男・盲獣

沖積舎から刊行されている全集です。(復刻版だそうです。)

シリーズのどの作品も素敵だなあと思って表紙を眺めていると…

装幀家が真鍋 博氏であることが分かり、感激しました。

真鍋氏といえば、

和田 誠氏と並んで星新一のショートショートの挿絵で有名な方ですね。

星新一のショートショートにハマっていた頃、

この挿絵が星氏の世界にピッタリで、近未来をますます魅力的に見せ、

ワクワクさせられたものです。


どんな時代であっても、

やはり美しい装幀の力って必要だなあ

とつくづく感じる今日この頃です。


そろそろ蒸し暑い時期になってきましたね。

そんな時には昔ながらの涼み方…

そう。

怖い作品を読む。

これが一番エコでしょう(笑)

普段からとにかくビビリな私ですが、

にもかかわらず、怖い話が大好きなのです。

(スプラッタとかはダメで、あくまで心理的恐怖が味わえるもの限定。)

狐火の家

貴志 祐介の『狐火の家』は短編集(ラインアップはかなり異色!)ですが、

同タイトルの作品は、とにかく怖く、そして面白いのです。

本格ミステリーの要素もきちんと押さえてあり、どんどん話に引き込まれていきます。

そして、最後にハッとする。

さすが、『黒い家』の作者だけあります。

さらに。

ここに出てくる名コンビがまた魅力的で。

女性弁護士(才色兼備でありながらなぜか三枚目)&
防犯探偵(本業は??)

ぜひぜひ次回も、短編集で大活躍してもらいたい二人です。

なぜ短編なのかって?

それは私が長編よりも短編が好きだからです(笑)
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新記事
最新コメント
[10/15 速く読ませる人。]
[10/14 直子]
[12/25 速く読ませる人。]
[12/24 直子]
[11/17 速く読ませる人。]
ブログ内検索
バーコード
カウンター
忍者ブログ [PR]