忍者ブログ
速読スクール内で起こる出来事や、講師のプライベートなど、 適当に思いつくまま綴っています・・・気まぐれ三昧です、はい。。。
[21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


世界一タフな職業とは何でしょう?

それは

「スパイ」

だと思います。

「誰にも知られることなく、世界を飛び回って、国家機密に関わる重大な任務を果たす」

という仕事に、幼い頃に憧れを持った方も多いのではないでしょうか?

(私もその一人ですが。)


今回はそのスパイについてのお話です。

ジョーカー・ゲーム

『ジョーカー・ゲーム』 柳 広司著 角川書店刊


「D機関」と呼ばれるスパイ養成学校の学生が実践的な活動を行う

という連作短編集です。

どの作品も、とってもスリリングな展開で目が離せません。

描写が緻密で、ここまで「ハードボイルド然とした」文体もないでしょう。


ここの学生たちは皆、

共に厳しい訓練(その内容も多岐にわたる!)を受けながらも、

同期にすら「本当の自分」を語ってはいけないのです。


スパイは、敵をあざむくために

「偽りの個人として」実際に結婚もし、子どもまでもうけることもあるそうですが、

その任務が終われば、あっさりと「妻子は捨てる」

という冷徹さがなければ務まらないのです…。


これを読むと、スパイの本当の厳しさがよく分かります。

ただそのイメージのカッコ良さに憧れてた私ってやはり甘いです…。
 

PR


ワールドカップ、大いに盛り上がってますね…。

超・スポーツ音痴の私ですら、放映をとっても楽しみにしています。
(オフサイドのルールについてはいまだに???ですが。)

で、考えてみました。

私はスポーツを題材にした作品を読んだことはあるのか…?

ありましたっ!!

マッチメイク

『マッチメイク』 不知火京介著


何のスポーツだと思いますか?

プロレス

のお話なんですよ。

しかも!

江戸川乱歩賞を受賞した

本格ミステリー

なんです。

プロレス興行についてのマニアな裏話も満載で、

プロレスファンにも、ミステリーファンにも大満足の作品です

読み終わったらモーレツにプロレスが観たくなります。

(昔はよく深夜にテレビ放送してたんですけど。)

今後、プロレスというスポーツをレスペクトするようになるかも…?

実際のところ、私は

たまに、電信柱に貼られているプロレス興行の広告がやたら目に入るようになりました(笑)。


と、ここまで書いて…。

最近は、

文化系クラブ

を題材にした作品も

マンガとかでよく取り上げられていますよね。

百人一首のかるた部についての『ちはやふる』

『とめはねっ!鈴里高校書道部』

なんかが大人気ですし。


地味な私!としましては、

こういう文化系クラブに光が当たるのはとってもうれしいことです。
 


私にとって、遠野は憧れの地です。
(河童や座敷わらしが大好きで。)

現地を旅し、語り部の方のお話をぜひ聞いてみたい!とずっと思っています。


柳田國男先生の『遠野物語』は、

今年で発刊100周年を迎えます。


その偉大な作品を、巨匠・水木しげる氏がコミック化したものがこちらです。

水木しげるの遠野物語

『水木しげるの遠野物語』 小学館


一読者・一ファンとして、正直に言わせてもらうと、柳田先生の原作は、
古典的な表記が多く、
物語も唐突に終わったり、同じような話がカブっていたり、と読みにくいのですが…

さすが水木氏。

見事に『遠野物語』の世界観をそのままに、

自分らしさも失うことのない作品に仕上げています。


それから、もう一つ。

新釈遠野物語

『新釈 遠野物語』 井上ひさし著


惜しまれつつも、最近亡くなられた井上氏。

この方の筆致は、

いつもいつもユーモアとペーソスにあふれています。

深く、難しいことを、これほど分かりやすく人に伝えようとした作家を、私は他に知りません。


これは短編ですが、

あまりに面白いので、あっという間に読破してしまいますよ。


両作品とも、
古典作品はちょっとね…という方にぜひぜひおススメです。
 


先日、個人的にちょっとうれしいことがあったので…。

普段はなかなかしない(できない?)贅沢をしました。

それは…。

新刊書を買う。

かのこちゃんとマドレーヌ夫人

『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』 万城目 学著


たくさんいろんな本を読みたいので、図書館利用が圧倒的に多いのです(笑)。


読んでみてホントに思いました。

これは買う価値がある。

と。

私の選択は間違っていませんでした。


外国語!を話せる猫のマドレーヌ夫人と、

元気いっぱいの小学校1年生のかのこちゃん。

この二人を軸に物語が進んでいきますが…。

内容は言いません!

ぜひぜひ読んで頂きたいので。


まさにこれぞ「おとなの児童文学」。

ケストナー大好きな私にぴったりです。


電車の中で読んでいて、思わずぼろぼろ涙が出てしまいました。
(恥ずかしいなあ。)

だけど、
読んだ人には絶対に私の気持ち分かってもらえると思います。
 


速読が人気である理由の一つに、

「脳トレを楽しむ」

があります。

「速く読める」ということをもっと活用するために、

「速解力チェック」「ゲーム」

を積極的に取り入れて、

一時間のレッスンを、とにかく楽しく濃密に過ごして頂いています。


最近、本屋さんでも、

「数独」やら「ナンプレ」、「漢字パズル」の雑誌なんかが、

コーナーも広く設けられていますよね。


あまり、パズルは得意ではないのですが…。

左上の、脳が歓ぶのコピーがなんとも魅力的で思わずゲット!!

推理パズルキング

あまり中身を見ずに買ってしまったのですが、

ナンプレ、漢字しりとり、暗号推理など種類が豊富。

ついつい時間を忘れて没頭してしまっている自分がいます

私が特にハマっているのが、

「家系図リレー」。

両親の名前から最低一字ずつとった名前の人物を当てはめながら、

家系図を完成させていく、というもの。

昔からなぜか家系図にテンションが上がる私…。

一人ずつ名前が書き込まれていくと、なんとも言えない歓びが…

歓んでいるのは脳だけではないようです(笑)。

カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新記事
最新コメント
[10/15 速く読ませる人。]
[10/14 直子]
[12/25 速く読ませる人。]
[12/24 直子]
[11/17 速く読ませる人。]
ブログ内検索
バーコード
カウンター
忍者ブログ [PR]