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速読スクール内で起こる出来事や、講師のプライベートなど、 適当に思いつくまま綴っています・・・気まぐれ三昧です、はい。。。
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 本日は漫画について。
 

 女子は少年マンガがOKなのに、

 男子は少女マンガが苦手 という人が多いのは…


 
 「恋愛の話ばっかりだから」


 
 どうやらこの理由に尽きるみたいです。

 確かにその通り!! 
 

 年とって来ると、一応女子とはいえ、さすがに

 恋愛ものを読むのがこっぱずかしくなってきました(笑)

 (訂正 : 読んでること自体より、読んでることを知られることかな?)



 ならば、恋愛中心ではない少女マンガの紹介を。

 (今さらこれかい!と言われそうですが)


 YASHA

 『 YASHA ‐夜叉‐ 』 吉田秋生著

 フラワーコミックス(全12巻) 小学館刊


 
 真逆ともいえる環境下で育った双子、

 静(せい) と 凛(りん)。

 遺伝子操作によって、天才として生まれた二人の運命。


 予想をはるかに超える壮大なスケールに、

 どんどんはまっていきます。

 
 ストーリーがしっかりしていて、

 絵のタッチが鋭いところが、

 男子にも受け入れられる要素みたいです。



 吉田秋生氏といえば、

 以前、名作といわれる 『BANANA FISH』 を描いた方。
 
 こちらでの登場人物が 『YASHA』 でも出て来ますよ


 静と凛、どちらもカッコいいので、

 (というより、ブサイクは出てこない

 そのあたりは少女マンガ全開?)

 人気をまさに二分してますが、

 私は尊(たける)のファン


 それから、

 さらに続編、『イヴの眠り -YASHA NEXT GENERATION 』

  も発売されてます。


 スケール感はやや小さくなりますが、

 読んでみて、

 「その後、そういう展開になってたんだ~」と

 私は、腑に落ちる思いがしたものです。
 
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 なんだかんだで主婦歴10年。

 
 食べることが大好きなので、お料理は一番好きな家事かも

 (気分転換になるし、ダンドリ力つきますよね。)


 夜が更けて、

 ことことカレーなどを煮ながら、

 ここのブログをアップするとき、

 ささやかな幸せだなあと思います。


 そんな私ですが…

 好きなんだけど、どうしても

 調理がワンパターンになってしまう野菜が

 白菜

 (ちょっと存在感の薄い微妙なポジション?)


 お鍋に入れたり

 蒸したり(ルクエ買いました。)

 するのですが、どうも…?


 と思っていたのですが、

 ふらっと見つけた

 白菜の本
      
 




  




 『白菜の本 (きょうの料理ビギナーズ)』 NHK出版刊



 いろいろあるんですね、調理法。

 感心してしまいました。


 なかでも、

 アンチョビと好相性だそうです。

 シンプルにオリーブオイルで炒めるとおいしいとか。

 
 イタリアンという発想、全くなかったなあ。

 (想像力・創造力の欠如ですね。反省。)

 
 早速やってみます。


 
 お料理の本をもう一冊。


 いつも発売を楽しみにしている季刊誌


 四季の味

 『四季の味』 ニュー・サイエンス社刊



 装幀がオーソドックスで、

 時代に流されることなく、ほっと落ち着く感じがします。

 
 時間をかけて制作・編集されていて、読みごたえ十分。


 読者の方からのレシピを

 編集の方たちが実際に作ってみる、というコーナーは

 自由で驚くようなアイデアに満ちていて、おいしさが伝わって来ます。


 贅沢なごちそうではなくても、心をこめて丁寧に仕上げる。

 その大切さを読むごとに感じる雑誌です。

 
 
 蜷川 実花さんの新しい写真集が出ました。

 
noir

 『 noir 』  蜷川実花 著 河出書房新社刊



 実花さんといえば、

 「極彩色」というイメージ。


 映画 『 さくらん 』 の世界観も、

 とっても華やか・煌びやかでした。

 
 この写真集、

 実はレビューではあまり評判が良くない感じでした。

 「生理的に受けつけない」 とか。


 どんな感じ?

 と思いながら眺めたのですが…。


 今回は、極彩色というよりも

 少し靄がかった、妖しい色合いです。

 西洋と東洋が交じり合った、租界的な感じというか。

 
 被写体も、同じものがいくつもいくつもあって、

 それが一枚の写真になっているので、

 ちょっと偏執狂的な印象を受けます。


 だけど、気持ち悪いなんてことはないですよ。

 「裏蜷川実花」 というコンセプトであることには納得ですが。

 
 私がニナミカファンになった理由。

 それはこの

 蜷川妄想劇場

 『 蜷川妄想劇場 』 集英社刊

 
 がきっかけです。


 (以前から、お父様が

 演出家・蜷川幸雄氏ということで、

 タダモノではなさげな感じはありましたが。)


 人気のある男性俳優のコスプレがバッチリ。

 「こうしてほしい」 「ああしてほしい」

 女子の妄想が詰まった作品です。

 
 新宿のうらぶれた街に佇む、
 
 トレンチコートを着た、大森 南朋。


 仰々しいような
 
 ナポレオンジャケットを着た、松ケン。(×松平 健)


 カッコよかったなあ。今でもシビれます。  
 
 速読レッスンの教室に置いてある、

 アルジャーノンに花束を
 『アルジャーノンに花束を』 ダニエル・キイス 著 早川文庫


 
 数年ぶりに読み返してみました。


 最初に、キイス氏からのメッセージである

 「日本語版文庫への序文」があります。

 
 そこには、

 読者である女の子からの手紙に対する

 キイス氏の返事が引用されています。

 
 氏のつねに慎み深く、温かいまなざしが

 素直に伝わってくる言葉です。


 これほど感動を覚えたのは、今回が初めてです。

 ぜひ、ここも読んでみてください。


 
 この作品を翻訳した、

 小尾 芙紗氏の文章は本当に名訳です。


 チャーリイの 「けえかほおこく」 が

 刻々と変化していく様子が分かります。


 知に憧れ続けるチャーリイ。

 そんな彼を取り巻く周囲の人々。


  
 キイス氏がこの作品を書き上げた時、

 なんと、5つの出版社から拒否されたとのこと。


 「チャーリイの手術は成功し、

 アリスといつまでも幸せに暮らしました」


 そんな結末への変更を強要されたそうです。


 チャーリイは、

 ほんの一時期、天才だったことも忘れていく。


 それが、

 唯一の救いであるように私は思います。



 この作品の熱心な読者は、
 
 皆、チャーリイの姿に自分を重ねています。


 そして、もちろん私もその一人です。 
 
 
 ここ数年、お正月は必ず同じ本を読み返すことにしています。


 それは、

 薔薇の名前

 『薔薇の名前(上・下)』 ウンベルト=エーコ 著 東京創元社刊

 
 エーコは世界的に有名な記号論学者。

 彼の膨大な知識によって生まれたモンスター的作品です。

 謎、宗教、歴史、恋愛…

 と、文学に不可欠な
要素がこれでもか!これでもか!とてんこ盛り。

 これでベストセラーにならないはずがありません。

 
 とってもとっても面白いのですが、とにかく難解で、複雑で、深遠です。

 だけど、それこそがこの作品の真骨頂だと思っているので、
 
 中世の、壮大でゴシックな感じが大好きな私は、

 長期休暇中(だからお正月に。夏というイメージはないので)、

 じっくり腰を据えて、

 読みながら調べ、調べながら読み…

 を毎回繰り返している感じです。

 
 ただ、読んだ後の感想として確実に言えること。

 自分がめっちゃ賢くなったような気がします(笑)。


 
 それから・・・ 

 氏の別作品の邦訳が、今日の新聞広告に出ていました。

  バウドリーノ

 『バウドリーノ(上・下)』 岩波書店刊


 おそらく最新刊だと思うのですが、オリジナルは2003年に出ているんですね。

 こんなに年数が経っているのは内容が複雑で、翻訳に手こずったからでしょうか?

 広告には、

 「エーコの中世世界が再び動き始める。」とあり。

 『フーコーの振り子』 に挫折した私としては、これは読破したいと思います。

 
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